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作品解説『Mirror 』
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ざぁちょさんです。

本日も 座長の楽屋にようこそお越しくださいました。


さて、本日は 3曲目に上演いたしました作品
『Mirror』のお話を。。



文字通り 『Mirror』
つまり 鏡のある情景でございます。



鏡の中の世界は、わたくしにとって非常に興味深く、

おそらく 多くの方が そう感じるのでしょう。

ホラー映画、ファンタジー映画等にも 頻繁に出て参りますね。



鏡の中から 人が出てくる手が出てくる魔物が出てくる…………ふふ、好物好物!


わたくしが、鏡を思う時、

それは『無音の世界』が浮かびます。




魔物が出てくる!多いにそそられるのでございますが、
こちらの世界が、夜中ならば…………そうですね、魔物が出て来ますね。


が、早朝だったり 真夏の日中だったり、、
なんか、誰も出てきませんね。ははは。



なので、先入観を取っ払いましたら、、
やはり、『無音の世界』に落ち着きました。


無音の対極は、わたくしにとっては
『噂話』でありまして、、
それも かしましい女性達の 話し声でありまして、


車の騒音…………うるさいな
小鳥のさえずり…………癒される
ロックミュージック…………エキサイト!


『噂話』…………気になる、が、聞きたくない、でも気になる、、気になる、、


深く精神に刺さるのが 噂話かと。




さて、
白雪姫に出てくる大きな鏡
成長した白雪姫

侍女達。噂話をこそこそとする侍女達。


どんな会話?
気になって 捕らわれてしまう。

鏡から魔物が出てこないのだけれど、しっかりと捕らわれてしまう。


身体ではなく、心が捕らわれてしまう。



鏡を覗き込む。
そこには、捕らわれてしまった姿が映し出される。


最初は 小鳥のさえずりに 幸せな気持ちになっていたのに、
もはや、それらも耳に入らなくなる。


心が捕らわれてしまうと、
聞くべき事も 聴くべき音も
耳に届かなくなる。


一番捕らわれてはいけない事が、
一番捕らわれてしまうモノで、

大切な事は 案外 耳にも心にも 届かないモノで、、



捕らわれた先には 囚われた姿しかなくて、


囚われた姿を鏡の中に 見いだして

でも、否定するその鏡の中の自分には、
無音の世界であるから、何を言っても 何も届かない。



そんな情景。。


その一部始終を 眺めている芋虫。


彼女は 何を感じたのでしょうか。。




お客様からは、鏡に翻弄される 中村 愛の存在感と、侍女達の中世ヨーロッパな衣装が、好評をいただきました。


通り抜け出来る大きな鏡と侍女達のトンガリ帽子は、ふふ、わたくし、いつもの針金アートで 頑張りました。



聞きたくないのなら、耳をふさげば良いけれど、
鏡の中は、無音であるから、耳をふさいだ所で 聞きたくない物事は、耳に滑り込んで来る、


という、、ラビリンスな発想で考えてみました、ふふ。
煙に巻いておりますかな?



この情景は、五感の『聞く』をテーマにいたしました。




さて!お次は『Blindness』

お楽しみに!!

アデュー♪





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