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作品解説『Cocoon 』
情景座 劇場公演_37.jpg
座長の楽屋にようこそ。

台風が再び 近づいておる様子。皆様 ご用心くださいませ。

この最近の台風到来。

これを思えば、、公演時 お天気に恵まれましたことに、感謝でございますね。


今回の劇場は、舞台袖がございませんでしたので、出演者達は 外や外階段を通ってからの楽屋にて、
早着替えをしておりましたので、お天気は心配の種でした。

万全を期して ブルーシートで屋根などを作っていただきましたが(ST企画の皆様!ありがとうございました!!)

一瞬 雨もパラつきましたが 本番には支障なく、有り難かった!


なんでも、強力な晴れ女が、出演者の中に数人 居た様子。。ふふ、ありがたや!




さて、本日は ACT.A オープニングの後の二曲目の作品

『Cocoon』の解説をば。。



全員総出のオープニングの後、
さて、、どうするよ?
と、わたくし考えておりました。何故ならダンサー全員出払っていて、次を踊る人が居ない。。(笑)


と、その時、
あるお方の佇まいが頭に浮かびました。

座員emeの紹介で知り合った
斎木 かおり 様。


コンテンポラリーのダンサー様です。


『彼女なら はまる!』


ふふ、まだ漠然と楽曲しか決めておりませんでしたが、直感で決めまして、、

声掛けさせていただきました。

まだ出演OKをいただく前に わたくし、例のごとくパラパラと情景が 天から降りて参りまして、、


オファーをさせていただいた時には 既に情景が、見えておりましたよ。ふふ。
(もし、断られていたらどうしたでしょうねぇ、、いやいや、断られるとは思ってもおりませんでした。何故なら 彼女から見えた情景ですから、彼女に舞っていただかねば、、なのでね。)


ま、とにかく、とにかく、

お会いした時には 構想をお話しさせていただきまして、
嬉しいお返事をいただきまして、、

実現したのが『Cocoon』でございました。


アンケートにも、
美しかった、引き込まれた、
等々 好評を、いただきました。



振り付けは、わたくしは、構成と音割りをお伝えしただけで、振り付けは彼女にお任せ、、ふふ、コンテンポラリーはわたくしにとって未知な世界でございます。


驚異的な身体能力と空間を広げる表現。彼女の身体に まとわりつく光。

そこには 美しく残酷な情景がございました。




芋虫は、、地を這って どこに行くのでしょう。

地を這っているから、視野は広くなく、
どこに向かって 這っているのでしょう。


わたくしには、それは 何か 非常に大切なモノを探している様に見えます。

何か、微かなモノを探している様に見えます。


そして、怯えていると感じます。
外の世界に 怯えている。


臆病。
繊細であるから、臆病。
そして、無垢。

地を這っているゆえの 無垢。
芋虫として(嫌われている?地に居る?から?)、何物にも接していない故の 汚れない魂。


怯えるあまり、身を守ります。
無垢は 何物にも染まらず 悲しいので 変化を求めます。


全てが 怖いので 逃げたいけれど 脚が無いのです。


先に 何に向かって這っているのか?何かを探しているのか?
と、記しましたが、、

そうか、、ただ 逃げたいのかもしれません。逃げる方向を探しているのかもしれません。

もしくは、生きる方向?

羽ばたく方向?



情景座に迷い込んだ 一人の芋虫。


わたくしは、それならばと、
ひとつ高い場所へ 芋虫を誘います。


かつての『地』ではなく、
新たな 別の場所、、高い場所からならば、

ずうっと見て来た世界を、
違う目で見ることが出来ましょう。
違う角度から見れましょう。
違うモノが見えましょう。。

わたくしは、芋虫に
『違うモノ』を与えます。


それらを、、
これらを、、、
あれらを、、、

違う目で見たならば、

どう見えるのだろう。


そんな ACT.Aの序章でございました。



Cocoonは、そのものずばり
『繭』を意味しておりますが、

地を這っていた芋虫が、
己を進化させる為に 繭を身に纏い、

あるいは?繭に逃げ込み?


おそらく、ここから始まる情景は、

情景座に迷い込んだ芋虫の見た情景なのか、

あるいは、芋虫が繭の中で見た夢なのか、、

それともうひとつ、
劇場にいらした皆様の 覗き見た情景なのか、、



確かなモノは 何一つない。


そんな世界。


地を這っている芋虫の視野は、
劇場にお越しくださいましたお客様の視野であり、

そして、これから芋虫が覗き見る世界を、

皆様も同じ目線でご覧になるのです。



『五つの思惑と六つ目の扉』

今、六つ目の扉が芋虫によって 開かれた…………。

そんな所でしょうか。。



さて、ここからは 芋虫の目を通して見た情景が、始まります。


五つの思惑、、が交錯いたします。


続きはまた次回!


アデュー♪



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