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金魚になったざぁちょさんの情景
ざぁちょさんの奮闘_49.jpg
まだまだ残暑 厳しいですね。

座長の楽屋にようこそ!
ざぁちょさんです。


わたくし、Twitterなどで 少し呟いておりましたが、
8月30、31、9月1日 の三日間、
情景座以外の舞台に立たせて頂いておりました。

ふふ。


この舞台、情景座の活動とは異なり、
わたくし個人的な事でしたので、この場では、あまり大きく宣伝いたしませんでしたが、、。

ST企画の劇団美舞和、という団体の『浮世金魚』という作品に出演させていただきました。

こちら、
西洋ゴシックの情景座とは、全く対極の和モノ作品。

興味深いですね。ふふ。


わたくし、1ダンサーとしてオーディションを受け、

ふふ、1ダンサーとして、容赦なく頑張って勤めさせていただきました。



対極の和モノとはいえ、そこにはストーリーと情景があり、
わたくし、不思議な御縁を感じました。


簡単にストーリーをお話すると、、

金魚が人に恋する、という感じでしょうか?実るはずもなく儚く悲しい恋なのでございました。


わたくし!その恋する金魚の回りを舞う『金魚』の役をいただきましたの。


人間界と金魚界を繋ぐ様な、、

なにしろ、『金魚』!
情景座のわたくしをご存知の方には、、おわかりいただけるでしょうか?

わたくしが好物な役どころでございましたよ!うふっ。
(元来、もののけ系が得意でございますからね!)



今宵は、、つい昨日千秋楽を終えたこの舞台のお話をいたしましょう。ね。

わたくしの個人的なダンサー活動のお話でございますが、、うふふ、皆様に語りたい気持ちでございます。
色々な発見や感動がございました。


まずは、、
歴史重ねた劇団でございましたので、わたくしの様な新参モノはバックダンサーの覚悟で参りました。

数人キャスティングされている金魚の役。その内の一匹、と考えておりました。

つまり、金魚1、金魚2、金魚3、金魚4、、ですね。

わたくしは、当然金魚4でございます。

ところが数回目のリハの時、作者の先生から、金魚達はそれぞれ金魚の名前をいただいたのですよ。


これがまず、嬉しかった。
なんでしょう、、嬉しかったのですよ。うふ。


わたくしがいただいたのは
『和唐内』という金魚名。

最初は わからなかったのですが、どうやら金魚の品種でして、、

ググったら(笑)
『和でもない唐でもない』という、、まぁ混血のような?品種の金魚。


なんだか、金魚達は同じ振り付けを踊る訳ですが、
なんだか、個々に命を吹き込まれた様な気分になり、、

嬉しかったのを覚えております。



思い起こせば、情景座の『鏡の中の情景』を上演の折り、

これは、墓から夜な夜な現れる女王達の舞。

似たような黒いゴシック調のロングドレスに黒いビスチェ。

顔や腕に、個性が出るようにと、針金で装飾を施しましたが、、どうも個々が浮き上がってこないので、

『各自、自分の女王名を考えてね!ざぁちょさんはイザベラよ!』みたいなメールをダンサー達に送ったのを思い出します。

考える子もあり、考えない子もあり、、ふふ。

わたくしは、今回名前を頂いたのが余程嬉しく、、(笑)
そうか、次回からは わたくしが命名してあげよう!

そんな風に思いました次第。



人から振り付けや役柄を与えてもらう喜び。
自分の可能性が広がる思い。

そんな気持ちが、、ふふ、とにかくルンルンいたしました。


楽曲も、和モノとはいえ、わたくしが情景座で使用するような美しい旋律、激しい曲、悲しい音色、、

嬉しくて幸せで、、毎日聴いて にっこにこでございました、実に!(笑)



リハで毎回いただく振り付けは、普段は自作自演の自分にとっては、新鮮で、

もちろん!踊りこなす事が難しく感じる苦手なテクニックもあったりしますが、、


非常に自分を見つめ直す良い機会にもなりましたし、

苦戦すればするほど、
ダンサー魂に火が着く、そんな感じで、毎日いそいそとリハーサルに通ったのでした。


そう、、情景座では出演者の負担を考え、週末にしかリハーサルを入れないのですが、

さすが劇団、はは、ほとんど毎日の様にリハがありました。

口では『大変だぁ、、』と申しておりましたが、
実は、、ふふ、自分は嬉しくてリハに通っておりましたので、、

情景座もこんな風に、毎晩リハ出来たらなぁ、、と思いました。



情景座座長として、毎回悩む所でございますが。


どこまでダンサーを拘束出来るのか?

踊りたい子達は、とことん踊らせたい。当然!とことん踊るべき。
では、リハに通えない子との差は、どうするのか?

情景座の課題でございますね。



さて、リハを続けること1ヶ月、

情景座との違い その2!
衣装が、、決まらないっ!(笑)



皆様、すでにご存知のように、
情景座は、、というか、ざぁちょさんは衣装が命っ!

人に任せられないほど衣装に対して こだわりがあり、
出演者の衣装を座長が全て縫う、それが情景座でございますので、


衣装が決まらない!
これには、ふふ、焦りました。

もちろん!本番前には決まりましたが、
ここは自分のカンパニーではないのだから、でしゃばったらダメよ!
と、内心自分を律しておりました。

わたくしに縫わせろ!的な言葉が、喉まで、、(笑)
ふふ、わたくしが、縫ったらゴスロリになってしまいますからねぇ。。ガマンガマン。


くくく、わたくし、まるで社会勉強でございますね!


そうなんですね、
こうあるべき!みたいな理想やこだわりが強いわたくしは、過去沢山の失敗を重ねて参りました。

ですから、自分のカンパニーを率いる事になったわけですが。。


今、この年齢で 改めて外に出て、
人と共に舞台を作り上げる事、協調する事に喜びを感じました。学ぶことが沢山ございましたよ。

ざぁちょさん、修行の旅!ですね(笑)




そして本番。

情景座としても、最近視野に入れている劇場公演。
わたくしの生きる場所、、なんてねっ!ふふ。


数々の情景が
現れては消え 現れては消え、、

そんな異空間がある場所、それこそが劇場なのです。

わたくしの大切な場所。

情景座の存在すべき場所の一つ と考えております。


その劇場に入り、、
外部と遮断された空間に入り、
まずは心踊り、、次に、

わたくし、お恥ずかしい、
身体が縮みました。

その空間に飲み込まれてしまった。


そうしたら、経験豊富な共演ダンサー様が、色々アドバイスをくださって、

それは、本当に普通の、、ダンサー同士の会話。

サイドスポットを避けて目標物を捉えて、、とか。


こんな会話ひとつも、長く自作自演の自分には、幸せ。


なんと申せば皆様に伝わるでしょうか。。


世のダンサー全員とは申しませんが、
特にわたくしは、身体能力が低く、人並みに動ける様になるまで、何十年もかかりましたから、、がっついている部分もありましょうし、
ここ最近は身体の故障が頻繁で、(年齢的に!という事で、、(笑))


とにかく毎回 毎舞台が、必死なのでございます。本当に!

しかし、情景座では、自分に費やす時間は無く、

逆に、そのお陰で 立っていられたりするのですが、、つまり、出演ダンサーのためにも自分が折れる訳には行かない!みたいな、ふふ。


この度は、その重圧は他の方が背負っていてくださるので、


そうですね、自分は おおいにビビったり、おおいに自分に向かったり、おおいに作品に突入したり、、


これも、望んでいた事でございました。幸せでございました。ビビった瞬間でさえ幸せでございました。



本番中、共演ダンサー様達と、エネルギーを混ぜ合わせる瞬間、瞬間、また瞬間、、。

なんて幸せなのでしょう。。

お客様に伝えるために、自分一人よりも二人、三人、多数の方が より深い色合いになりましょう。

化学反応も起きるでしょう。

化学反応が起これば、見たことのない色の情景が現れるでしょう。



ふふ、なんだ、この作業、
情景座でなくても、同じ感覚を持ったダンサー同士ならば、
どこに居たって、情景は現れる。


おっかしい。

わたくし常々
『情景座は神出鬼没』
と、謳っておりますが、

あらやだ、ホント、神出鬼没でございますね。こんな所にも情景座、でございますね。


わたくし、ざぁちょさんとして、なんだか、、嬉しく感じました。


情景座以外のステージで、
情景を現すダンスを ひたすら踊る自分。


なんだか、不思議で、たまこど自然で当たり前の感じ。。


うまく言えませんが。。


うふふ。




さて、、こんな風に、、

新しい発見や学びや喜びと共に、五回の公演を終え、、

劇団美舞和の皆様には、感謝、感謝。


ありがとうございました。

それから、ご覧いただいた皆様、ありがとうございました。


わたくし、テクニック不足も痛感いたしましたし、
感情に任せて踊りが荒くなった事もございましたし、
うっかりミスも、ちらほらちらほらございましたが、、へへ。

なんとか、金髪金魚はお客様の目には
可愛く(!)可愛く映った様子。

うふふ。
頑張れたかなぁ。。
お役に立てたかなぁ。。



さて、、
まぁ、、長いお話になってしまいました。

ざぁちょさんの修行の巻!

いかがでしたか?



こんな訳で、昨日まで忙しくしておりましたが、、

ここから先の情景座、向かわねばなりません。

只今、スケジュールが空白なのでございます。


座長!しっかり情景座を進めて参らねばなりませんね。


まずは、選曲。

しばらくはタワーレコードに入り浸る予定でございます。


一日も早く、再び情景座の扉を開く事が出来るよう、、
そして より美しい情景を現せるよう、

ダンサー達共々 精進して参ります。


しばし、、お待ちを。


アデュー♪





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